朝日岳山頂 11:15
前日までの寒さを忘れるような、暖かい山頂だ。
10日の谷川岳は雪もちらつき、昼でも3℃だったと言う。今は22.9℃もある。
後から来たご夫婦の方は、清水峠から新道を下ると言っていた。
沢を詰めて来た方達も続々と到着し久しぶりに賑やかな山頂である。
茂倉避難小屋修理の為ヘリが飛んでいるのが見えました。
林業試験場 16:12
林業試験場のゲートが見えてきた。
管理人の車以外に、まだ3台と私達が車を留める前に見た車両が駐車してある。
みんな沢登りだろうか。私の車に乗り込み赤城さんの車を回収に土合へ向かう。
16:55土合到着、赤城さんとまたご一緒し歩く事を約束し解散。
大石沢からウツボギ沢へ
大石沢出会いより宝川沿いに、抜かるんだ道を歩いて行く。
小滝が有ったり淵が有ったり川を見ているだけでも楽しくなる。
紅葉は丁度この辺りが見頃のようだ。
カエデやブナの紅葉は、傾いた日差しでオレンジ色に輝きを増す。
大石沢へ下る
木々の背丈が高くなって来ると、紅葉が鮮やかになって来た。
台風の影響が無かったらもっと素晴らしかったのに。
大石沢へ下る
道は大石沢へ真っ直ぐ降りていく。
朝日岳を振り返ると、なだらかな山肌が黄色く染まる。
草付の露岩帯を行く
南斜面は岩だらけで、尾根を進まず道は南の斜面に付いている。
これが岩が滑るので、また歩き難い。
なぜ尾根に道を付けなかったのか、疑問に思える。
紅葉の見頃は過ぎたが、こちらも草紅葉が素晴らしい。
先には、大石沢出会いが見えまずは、あそこまで降りていく事になる。
朝日ヶ原を後に
朝日ヶ原から降り進路は南東に向かい、この先で東へ方向を変え尾根の南を下る。
荒沢岳
中ノ岳
林道を歩く
ススキが刈り払われた道は、昨年と変わり整備されたようだ。
川に掛かったつり橋があったり、小滝を眺めたりして黙々と歩いて行く。
薄暗くなる前に着きそうで安心した。
林道終点 15:25
赤城さんは、相変わらず軽快に歩いて行く。
紅葉の色付が少ないので面白みは無い退屈な歩きとなる。
やっと開けた林道に出て一安心。
大石沢 13:25
急坂を下ったので一休み。気温は14.3℃まで下がり涼しくなった。
雨だったせいか、宝川の枝沢でも水量が多い。
奇麗な水の向こうにさっきまで居た朝日岳を見上げられる。
広河原 14:16
ウツボギ沢出会いは、川幅が広くなっており広河原と呼ばれている。
川の右岸にテントが一張り、朝日岳頂上で見た人達の物でであろう。
明日は、平日早めに降りてテントを回収しないと明日の仕事に響くだろうに・・・
余計なお世話かな。
山頂北ピーク 12:14
折角なので朝日ヶ原北のピークに向かう。
ジャンクションピークから沢登りの方々がやって来た。
水は冷たくないのかな?最近は、ナル水沢を詰め大烏帽子山からやってくる人が結構いる。
朝日ヶ原は、黄金色のジュータンです。
三つの池塘の向こうに尾瀬の山々も見える。
赤城さんは、ハイマツの藪に入り込みカメラに夢中です。
宝川渓谷
下を見下ろすと宝川渓谷が美しい。
八宝滝のドドーと轟く音が聞こえる。
しかし、なかなか木が邪魔をして全景が見えない。
この辺りの紅葉は、少し早いようだ。
宝川分岐 12:22
沢から登って来た方々は、一旦朝日岳山頂に向かうようだ。
私達は、左に進路を取り宝川方向に下山する。
直ぐに水場があり水量を確認、昨日の雨でだいぶ湧き出している。
林道へ
渡渉点より宝川を高巻いてアップダウンのある道を行く。
危険箇所には、ロープも渡してあるが、油断は禁物だ。
渡渉点 14:28
道は相変わらずぐちゃぐちゃだが、ブナの木を見上げたり、対岸の山肌の紅葉を見渡したり気持ちよく歩ける。
昨年は、9月12日に歩いて紅葉前だったのでただの抜かった場所が頭に残っているので、同じ道でも大違いである。
川を見ていると確実に水量が多い。
渡渉点では、無事渡る事が出来るだろうか?
心に少し不安が過る。
林の先に渡渉点のペンキが見えた。
川下や川上を歩き回り、渡れる場所を探す。
少し上流に、渡れそうな飛び石を見つけ、杖を使いながら跳んで行く。赤城さんも上手く渡れました。
靴を脱がずに済み上手くいったが、この場所では大雨で流された人もいるので気を付けたいが、朝日岳から苦労して下り、引き返す事は、なかなか出来ないだろう。
越後駒ヶ岳
矢木沢ダム
平ヶ岳