白毛門 -朝日岳-清水峠山歩き1  H20 10-12

白毛門登山道

 林の中は薄暗く、初めて登る方を少しだけ案内しました。
沢山車が止まっていましたが、白毛門へ登る人は少ないようです。
入り口付近は、ブナの青葉が茂って紅葉は見当たりません。

笠ヶ岳へ H20 10月12日

白毛門山を後に

 谷川岳が見えなくて、名残惜しかったが、待っても晴れそうもないので笠ヶ岳へ足を向ける。
 少し下り白毛門北斜面には、草紅葉の原が広がっている。
黄金色に染まり丁度見頃だ。 谷川岳はガスが取れそうな気配だが、まだだ。
笠ヶ岳や大烏帽子までガスが飛んできた。
南斜面は、まだ色が残っているので、ウツボギ沢の紅葉が綺麗だ。


白毛門へ H20 10月12日
山域別記録
日付順山行記録
白毛門 -朝日岳-清水峠山歩き2へ
白毛門 
標高1,720m
(単独行)
天気:曇り
笠ヶ岳 
標高1,852.1m
朝日岳 
標高1,945.3m

小烏帽子から振り返る  

 笠ヶ岳を振り返ると、まだまだ谷川岳はガスの中、笠ヶ岳頂上には、ジャンクションピーク往復の後続者が見える。
寒くて震えている事だろう。

笠ヶ岳へ  

 いくらかアップダウンを繰り返した後、山頂まで笹原の一本道が続く。
頂上手前に笹が剥げてガレ場になっている所を登りきれば笠ヶ岳。
キスゲの枯れ残りもちらほら見える。

松ノ木沢の頭   7:22 

 松ノ木沢の頭手前では、ナナカマドの紅葉の向こうに谷川岳を撮ったのですが頂上部分がガスの中、晴れていれば絶景だったのに惜しい事です。
 松ノ木沢の頭には誰もいません。
朝日岳手前まで誰も追い越さなかったので、私が今日最初の登頂者か?
白毛門山は、紅葉に輝いているが、山頂部分は終盤のようだ。
風が冷たい、これから森林限界を超えるので風も強くなるだろう。
季節は、いつのもの年より5日から一週間程早く進んでいるようだ。
 調子が良いので写真を撮っただけで、ろくに休まず先を急ぐ。

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
土合登山口-1時間32分-松ノ木沢の頭休憩3分-42分-白毛門山頂
休憩7分-46分-笠ヶ岳山頂休憩6分-1時間16分-朝日岳山頂
休憩4分-22分-ジャンクションピーク -1時間24分-清水峠食休憩29分-1時間45分-白樺避難小屋-49分-JR見張小屋-54分-土合登山口
全歩行工程 10時間19分休憩49分
含む 

朝日岳へ  

 大学生と思われる女性3人と遭遇。
宝川から大石沢を登って来たそうだ。
この寒さで顔を真っ赤にしていたが、風邪を引かなかっただろうか?
宝川からは、沢登りがけっこういますが、女性は初めて見ました。

朝日岳へ  

 笠ヶ岳から下った先は、ニッコウキスゲのお花畑だった所です。
今は、草紅葉の枯れ草になっていました。
先の山は小烏帽子だろうか、朝日岳までは上り下りが多く、コースタイム通りに歩けない部分だ。
 こちらから朝日岳ピストンはやっていないので、今回は、清水峠から下ってみよう。


笠ヶ岳山頂   9:00

 谷川岳は、だいぶガスの中に入って、またもや期待はずれ。
この調子では、もう一回登る事になりそうな気がする。
 朝日岳は見えないが、大烏帽子等の北斜面に白い物が見えている。
笠ヶ岳山頂北側には、赤い葉の残ったツツジの枝に霧氷が付いていた。
道理で寒い訳だ、と言う事は気温は氷点下になった事になる。
残念なのだが温度計を見るのを忘れた。

白毛門登山道

 急坂は、登り一息ついている高校生達と遭遇。
賑やかな谷川岳を嫌ってこちらに来たのでしょうか?
HP見てくれたかな?
メールをくれれば、写真を送りますよ!

山行図

 
毎年秋の白毛門に登っているので、今期も行かねばなるまい。
山頂の紅葉は終わったようだが、天気予報は、晴れなので出かけましたが、谷川岳山頂はずっとガスが掛かっていました。
おまけに寒くて、笠ヶ岳-朝日岳間の北斜面には霧氷が出来ていました。

 紅葉シーズンピークなので、車が沢山、土合駐車場も満タンでした。
 紅葉は、1,500m付近が見頃で清水峠が赤く染まり綺麗でした。

 この季節は、日が短いので馬蹄形縦走は、無理と思い清水峠から旧国道を辿り、途中から新道を下りました。
このコースは急な下りが少なく、ひざの負担が軽減され意外と楽でした。

白毛門 -朝日岳-清水峠山歩き2へ

朝日岳の地図

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朝日岳山頂  10:22 

 山頂の祠の陰で、3人ほど休んでいた。
寒くて写真を撮っただけで、直ぐ朝日岳を後にした。
谷川岳は、顔を見せずじまい。
黄金色の朝日ヶ原に向かい北に進む。
この先は標高が、低くなって行くので、暖かさに期待し清水峠でお昼にしよう。

朝日岳へ  

 あの大きな岩の向こうが朝日岳だ。
ここは初夏には、蛇紋岩地帯のお花畑になる。
谷川山系では、万太郎山と並んで人が少ない所なので私は好きだ
山から馬蹄形を廻って来たご夫婦が転んでしまった。
白毛門山の下りが待っているので、右回りの方が、きついかもしれない。


大石沢を見下ろす  

 彼女達が登って来た大石沢は、草紅葉が覆っている。
宝川渓谷の紅葉は、今が旬のようだ。
山の季節は、早く通り過ぎる。
紅葉のピークは、ほんの数日間

天気が良ければ、毎日登りたいのだが田んぼと仕事があるので自由にならず。
晴れた日は、山を眺め悶々と過ごさねばならない季節だ。

朝日岳へ  

 寒かったので毛糸の帽子を被ります。
これからは、寒さ対策も必要です。
朝日岳は、まだまだ遠いが、霧氷を見ながらなので楽しい歩きになる
ガスは完全に引けたが、風が強い。
予報は晴れだが、天気の回復が遅れている。
 もみじの枝やナナカマドの実も凍り付いている。

北斜面の霧氷 

笠ヶ岳北面より朝日岳方向 

小烏帽子を振り返る  

 小烏帽子北斜面にも霧氷が沢山付いていた。
強い風でパラパラ落ちていく、あと1時間もすれば無くなってしまうのだろうな。
思いがけず霧氷が見られたのは、大収穫。
白毛門ピストンでは、目に出来なかった光景だ。

朝日岳へ H20 10月12日

白毛門山北面より谷川岳 

白毛門山北面より笠ヶ岳 

白毛門山へ

 草付きの斜面や露岩帯をこれから登るが、岩の欠片がごろごろ斜面に落ちている。
雪解けと共に岩が崩れているようだ。

白毛門山へ

 下にジジ岩、ババ岩が見える。
松ノ木沢の頭からは、追い越してきた後続者が続々と登って来る。
谷川岳のガスは未だ晴れずにいる。
期待した景色が見えないので、朝日岳を目指す。
笠ヶ岳まで行くうちに晴れれば良いのだが・・・
それにしても寒い、寒い、山はもう冬支度に入ったようだ。

松ノ木沢の頭より一ノ倉沢 

松ノ木沢の頭より白毛門 

白毛門登山道

 急坂は、紅葉のトンネル。
黄色い葉が目立ち、濡れた葉が落ちていました。
昨夜は、雨が降ったのかな?
白毛門は、天気を期待して登ったが、林の隙間から垣間見る谷川岳は、ガスが掛かり朝日に照らされる姿も拝めない。

白毛門大滝

 色付き始めた、白毛門沢に大滝が見える。
ここで出会った人達は、ジャンクションピークまで往復と言っていた。
さて自分は、どこまで行こうか、この時間では馬蹄形は無理だし天気次第だな。
先を譲って貰い、考えを巡らす。

桧のウロ  6:36

 空が明るくなりましたが、曇り空。
ここで白毛門登山では、1/3登った事になる。
汗が出てきたが、薄着は禁物、意外と寒いぞ。
シャクナゲは、来年の花芽をつけていました。

土合 東黒沢登山口   5:50

 土合駅や土合駐車場は、車がほぼ満車。
これから山に登る方が、朝早くから準備をしていました。
さすが紅葉シーズンたけなわ、谷川ロープウェイも車がいっぱいでしょうね。

白毛門山頂  8:07

 頂上に着くと、若者が勢い良く登って来た。
下から1時間18分だったと言う。
私より1時間も早い! ザックが軽いかもしれないが、すごいスピードだ。
友人のSさん並の人がいてびっくり仰天。
寒いからと言って、すぐさま下って行きました。
私もおにぎりを頬張り、写真を撮っただけで先を急ぎます。

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