赤城 鍋割山-荒山歩き H22 12-05(日)
山行図
黒檜山をピストンした後、物足りないので、箕輪の姫百合駐車場にやってきた。
駐車場は、既に満車状態でした。一台だけスペースが出来たので何とか留められた。
12月1日に読売新聞群馬版に荒れた鍋割山登山道の事が載っていたためだろうか?それとも小春日和の温かさに誘われ出かけたくなったのだろうか?
前橋市に富士見村が、合併し赤城山も変わるかな。
荒山登山口 15:55
あれだけ満車だった駐車場も3台かぎり。
ろくなものを食べていなかったのでお湯を沸かしカップラーメンを腹に入れる。
どんな事があっても食料と水は、余計に持って行きましょう。
棚上十字路 15:16
ずっと降って東屋のある棚上十字路まで来ました。
こちらを右に曲がり荒山高原を目指します。
人の多い赤城山でもこの時間になると人気は全くなくなります。
鍋割山 (単独行)
標高 1,332.9m
天気:晴れ
山頂気温:20.4℃
荒山 (単独行)
標高 1,571.9m
天気:晴れ
山頂気温:14.4℃
山歩き行程 (写真を撮りながらなので参考です。)
姫百合駐車場-32分-荒山高原-37分-鍋割山頂昼食休憩26分-56分(立ち話15分含む)-荒山高原-44分-荒山頂軽食休憩24分-12分-
休憩舎-19分-棚上十字路-10分-荒山高原-28分-姫百合駐車場 全工程 4時間48分(休憩1時間5分含む)
荒山から棚上十字路へ
ひさし岩 14:51
低木林の道を棚上十字路方向に下る。
ひさし岩に出ると見晴らしが素晴らしく午後の日差しに当り明るく見えました。
ここは、荒山山頂より見晴らしの良い場所でした。
棚上十字路から姫百合駐車場へ
荒山高原へ
緩い上り坂を進んでゆくと鍋割山に日が落ちていく。
今日は思いの他、沢山歩いたのは天気が良かったからだろう。
冬場でも安心して山歩きが出来る赤城山は良いところだ。
荒山へ
日当たりの良い尾根道は、だんだん急勾配になり大きな岩が多くなる。
頂上も近くこれが荒山のいわれだろうか?
途中一人の下山者に出会った他は、誰もいません。
荒山高原から荒山へ
荒山高原 13:37
荒山から降ってくる人はいるが、これから登るのは私だけだろう。
鍋割山の賑やかさと違い静かな登山道です。
少し登ると階段状に整備されていてもごろごろ岩のある登山道となる。
鍋割山から荒山高原へ
鍋割山から小ピークを戻ると開けた高原だ。相変わらず足元は泥濘状態でとても歩き難いのですが、景色は最高です。
浅間山は本より谷川山系までしっかり見渡せる。
14.6℃と気温は下がってもぽかぽか陽気で暖かい。
荒山高原へ降る途中、老人が自作のベンチで休んでいた。
自然保護のボランティアのようで、色々な話を聞かせてくれました。
自分もこのように年を重ねたいものだ。
ゆっくりしているうちに、荒山高原に着いたのが、13:37となってしまった。
まあ勢いで荒山にも登って見ますか。
鍋割山登山 H22 12月 5日
荒山登山口 11:12
満車の駐車場を後に登山口に向かう。
黒檜山にもあったが、こちらにも「熊注意」の掲示板がある。
他にも「車上荒し注意」と「スズメバチ注意」の張り紙がありました。
自動販売機でコーラを買い、いざ出発。
登山道
林の中の階段は、土が流れ出しとても歩き難くなっていた。
案内板も古いものが多く役目を果たしていない。これらの事も新聞に書いてあった通りでした。
気温は、10.7℃まで上がり日向は暖かい。
荒山高原 15:26
これで荒山高原は、今日3度目になる。
暗くなり始めた登山道には、鍋割山からも荒山からも降りて来る人は誰もいない。
私一人、寂しくとぼとぼと降りて行く。
熊に出会う心配があるので、鈴を鳴らしながらそして辺りに注意する。
気温は、8.0℃とだいぶ寒くなって来たけどこの時期これが普通かも知れない。
今日は、一日暖かく歩けた良い日でした。
荒山高原 11:38
ロープが張ってある岩だらけの道脇は、カタクリが咲く場所である。
最近は、盗掘も激しいと言う。
荒山高原へ登り上げると霜が溶け登山道は、ぐちゃぐちゃになっていました。
途中で出会ったご夫婦は、左の荒山へ行きましたが、右の鍋割山に向かう人が多いので私もそちらへを目指します。
休憩舎 14:57
ひさし岩から少し降ると十字路の所に休憩舎がありました。
左は軽井沢峠、真っ直ぐ降ると赤城温泉、私は右の棚上十字路方向に向かいます。
西日を受け歩いていくと、こんな時間に単独女性とご夫婦の登山者がやってきました。荒山まで登るのは無理でしょうね。
水の流れる小沢を渡り足早に降りて行く。
ツツジに覆われる頃は、さぞかし賑やかなのでしょう。
荒山 山頂 14:21
石祠があるだけで見晴らしの良くない山頂なので少し北側に行って見ます。
北側には、ロープが張ってあり崩壊して危険との古びた紙が張って有りました。
林の隙間から地蔵岳が見えるので少し撮影。
鍋割山不動尊コースからやって来た若者が、足早に降りて行きました。
展望の広場 13:50
初夏にはツツジの咲く登山道も今はただの冬枯れの林で面白味が無い。
展望の広場とは名ばかりで見晴らしは良くありません。
面白い形の赤松が目に付く程度。
鍋割山から荒山高原へ
鍋割山登山道
ぬかるんだ登山道をアップダウンして行く。大きな岩を右に巻き、此処にスズメバチの巣があったのだろうか。
まだまだ先が長く気温が15.℃と高いので、汗が出て来る。
今日は、ずっと天気が良く浅間山も見える。
鍋割山頂 12:15
山頂は、とても沢山の人達が昼食を摂っている最中でした。
私はと言うと、黒檜山で食料を食べ尽くしたので非常食のカロリーメイトだけの質素な昼食です。
南に開けた山頂は、関東平野を一望出来る。
普段は逆光で見難い富士山や浅間山も見えている。
暖かい山頂に沢山繰り出してくるのも判る気がするな。